こんにちは、ブログ管理人のハッチです。
更年期にさしかかると、体調や心の揺らぎに悩まされる女性は少なくありません。
私自身も、50歳を迎えた頃から「汗が止まらない」「むくみが気になる」といった不調を感じ始めました。そんなときに再び挑戦したのがホットヨガです。
今回は、私が50歳でホットヨガを始めたきっかけや体験談、そして感じた効果についてまとめてみたいと思います。
「ヨガ」と「ホットヨガ」の違い
ヨガと聞くと、しなやかなポーズや美容効果を思い浮かべる人が多いと思います。しかし、本来のヨガは瞑想や呼吸を通じて心身を整える哲学的な実践に起源があります。
現代ではエクササイズとして広まり、柔軟性向上や体幹強化、姿勢改善、ストレス解消など、幅広い健康効果が注目されています。
一方、ホットヨガは高温多湿の環境で行うスタイル。大量に汗をかきやすいため、デトックス効果やむくみ・冷えの改善に期待できるといわれています。ただし注意点もあり、日本スポーツ協会が2019年に公表した「スポーツ活動における熱中症対策ガイド」では、外気温35度を超える環境下での運動は危険とされています。ホットヨガに取り組む際は、水分補給や無理をしない姿勢が大切です。
50代ヨガ体験記

初めてのヨガ体験は挫折から
私とヨガの出会いは40代半ばの頃。友人に誘われて、都内のヨガスタジオの体験レッスンに参加しました。
ところが、そこに集まっていたのは、ヨガパンツをすらりと着こなした女性たち。背筋もピンと伸びていて、まるでモデルさんのように見えてしまい、正直とても気後れしました。
「場違いかもしれない…」という思いが強くなり、そのときは体験レッスンだけで終わってしまったのです。
50歳、更年期をきっかけにヨガを再挑戦
50代に入り更年期らしい症状が少しずつ出てきて、体調の変化に戸惑う日々がありました。
「またヨガをやってみようかな」と思ったとき、以前の挫折経験が頭をよぎりました。そこで今回はヨガ専門スタジオではなく、近所のスポーツジムに併設されたホットヨガコースを選んだのです。
スタジオに足を踏み入れると、年齢層は思った以上に幅広く、年配の男性の姿も。40代〜60代くらいの人が多く、以前感じた「場違い感」はなく、安心して取り組めました。
ホットヨガを続けてみて感じた変化
今は週1回、月に4回だけホットヨガに通っています。正直なところ、「劇的に体重が減った」「体型が変わった」という変化はありません。
ただ、細やかな体調の変化は確かに感じています。
- 大量の汗をかくことでむくみが改善された
- 汗の質が変わり、以前のようにベタつかず、サラッと流れるようになった
こうした小さな変化が、日常の不快感を和らげてくれるのです。
ホットヨガで実感した健康効果
私が感じたホットヨガのメリットをまとめると、次のようになります。
- 汗をかく習慣ができる → むくみや冷えの改善につながる
- 深い呼吸によるリラックス効果 → ストレス軽減に役立つ
- 代謝アップ → 更年期で落ちやすい代謝をサポート
特に「汗の質が変わった」と実感できるのは、継続してきたからこその成果だと思います。
更年期世代に伝えたい:ヨガで整える心と体
更年期に入ると、体調の変化に戸惑ったり、自分の体と向き合うのが少し怖くなることもあります。私自身もそうでした。
でも、ヨガを通じて気づいたのは「完璧でなくてもいい」ということ。週1回でも、自分のための時間を持つことで、心がふっと軽くなるのです。
同じように不調に悩んでいる方へ。「まずは気軽に、できる範囲で」試してみてはいかがでしょうか?
ヨガを始める場所の選び方
実際に体験してみて思うのは、「ヨガを始める場所に正解はない」ということです。
- スタジオヨガ:インストラクターに直接指導してもらえる安心感。仲間もできやすい。
- ジムヨガ:年齢層が幅広く気楽に通える。ヨガ以外の運動もできる。
- オンラインヨガ:自宅で自分のペース、衛生的で気軽にできる。
自分のペースで気軽にできるオンラインヨガ

一緒にスタジオ体験をした友人も、今でも継続的にヨガを続けています。ただし彼女は「オンラインヨガ派」。
理由を聞くと、友人はかなりの潔癖症。スタジオのヨガマットや床を共有するのがどうしても気になってしまい、落ち着かないのだとか。オンラインなら自宅で自分のペースでできるし、衛生面でも安心できるので、長く続けやすいそうです。
確かに、オンラインヨガは場所を選ばず、時間も自由。出かける手間がないので、忙しい人や人目が気になる人にとっては大きなメリットがあります。
それぞれにメリット・デメリットがあり、自分の性格や生活スタイルに合わせて選べばよいと思います。
まとめ
50代から始めたホットヨガ。体型が劇的に変わったわけではないけれど、体の感覚は確実に軽くなり、汗をかく心地よさを実感できるようになりました。
そして気づいたのは「ヨガはどこでやるかより、どう続けるかが大事」ということ。
スタジオでもジムでもオンラインでも、自分に合った形で無理なく続けることが、健康や更年期の不調に向き合う一番の近道なのだと思います。