
今から思うと、40代後半くらいからだったと思います。
なんとなく、おならの回数が増えたと感じるようになりました。
若い頃は、どちらかというと便秘に悩まされていました。
数日出ないことも普通で、それが当たり前の感覚でした。
それが今は逆です。
出ないというより、ガスが出る。
しかも、思っていたより回数が多い。
外にいるときに限って気になったり、家の中でも「あれ、さっきもだったかな」と思うことが増えました。
体調が悪いわけではありません。
お腹が痛いわけでもない。
でも、「こんな感じだったかな」と、どこか引っかかる。
人に話すほどではないけれど、自分の中では見過ごせない違和感でした。
「気にし始めた理由」は別にあった
実は、この変化をそのままにできなかった理由があります。
父が大腸がんを経験していることです。
その影響もあって、食生活にはそれなりに気をつけてきたつもりでした。
野菜も意識してとるし、極端な食事はしていない。
それでも体は変わっていく。
そう思うと、少し気持ちが落ち着かなくなります。
毎年の健康診断の結果を待つ時間も、若い頃とは少し違います。
「今年も大丈夫だろうか」と思いながら待って、結果を見て「あ、大丈夫だった」とほっとする。
その繰り返しです。
今年は、バリウムではなく内視鏡検査を選びました。
結果は、萎縮性胃炎、胃びらん、食道裂孔ヘルニア。
「定期的に検査を受けましょう」と言われて、やっぱりそういう年齢なのだと感じました。
安心するためには、やめるわけにはいかない。
ちなみに内視鏡は、10数年前にピロリ菌を除菌して以来でしたが、正直、やっぱり楽ではありませんでした。
それでも、「受けてよかった」と思えるのは、結果を確認できたからだと思います。
原因を調べてみたけれど
気になって調べてみると、いろいろな理由が出てきます。
更年期、ホルモンバランス、自律神経、腸内環境、筋力の低下。
どれも、それらしく納得できるものばかりでした。
確かに50代という年齢を考えると、どれも無関係ではないと思います。
でも同時に、「どれが自分に当てはまるのかは、正直よく分からない」と感じました。
情報としては理解できる。
でも、自分の体にぴったり当てはまる感覚はない。
すべてが少しずつ関係しているのかもしれないし、逆にどれも決定的ではないのかもしれない。
この“はっきりしない感じ”が、どこか残りました。
自分なりに選んだ“整え方”
だからこそ、原因をひとつに絞るよりも、「どう付き合っていくか」を考えるようになりました。
完璧に整えようとしない
まずやめたのは、「ちゃんとしよう」とすることでした。
腸にいいことを全部取り入れようとすると、それだけで負担になります。
食事も生活も、少し意識するくらいで十分。
そう思うようにしました。
発酵食品は“ゆるく取り入れる”
発酵食品がいいという話はよく見かけます。
納豆や味噌汁、ヨーグルト。
取り入れやすいものを、無理のない範囲で続けています。
時々、ヨーグルトメーカーで甘酒を作ることもありますが、これも「できるときだけ」です。
毎日続けることよりも、やめずに続いていることの方が大事だと感じています。
気にしすぎない
おならは、生理現象です。
そう分かっていても、気になるものは気になります。
でも、完全にコントロールしようとすると、逆に意識しすぎてしまう。
「そういう時期かもしれない」と受け止めることで、少し気持ちが楽になりました。
検査で“区切り”をつける
一番大きいのは、ここかもしれません。
体の変化に不安を感じたまま過ごすより、一度確認する。
問題がなければ、それで安心できる。
また来年、同じように受ければいい。
そうやって区切りをつけることで、必要以上に考えすぎずに済むようになりました。
まとめ
おならが増えた理由は、正直ひとつではないと思います。
更年期なのか、生活なのか、あるいはその両方なのか。
はっきりしたことは分かりません。
でも、確実に言えるのは、体は少しずつ変わってきているということです。
50代になると、こうした小さな変化と向き合うことが増えてきます。
それを無理に元に戻そうとするより、今の状態に合わせて整えていく。
そして、不安なときは確認する。
完全に解決しなくてもいい。
でも、放っておかない。
そのくらいの距離感が、今の自分にはちょうどいいと感じています。